ROMA modelissmo情報


2002年2月にRomaへ家族サービスの旅行に行ってきました。その際に家族もかえりみずに敢行したイタリア模型屋紀行です。(サービスになってないじゃん!!(笑)

イタリアの模型店は日本とほぼ同じ感じで、乳幼児向けの玩具店と大人向けの模型店が分かれている。
プラモデルの品揃えはRevelやItaleliを中心に田宮やハセガワはもちろん、Fine MoldやSweetまであったのには驚いた。1/43のメタル・カー・キットに関しては置いてあるところは少なく完成品が中心。飛行機のエッチングやディテールアップパーツ、デカールは一部の店でのみ取り扱いがあるみたい。
どこの店でもバーリンデンなどのフィギュァが綺麗に彩色されて展示され、キットも豊富にあったので、この手のものは人気が高いのだろう。フィギュァ好きはローマ帝国からミケランジェロ、ベルニーニに至るローマの伝統か?(笑
イタリア語ではGiocattoliが玩具屋、Modellismoが模型屋を意味する。模型は大人の趣味として完全に定着しているので、ホテルなどで店を探してもらうときにもModellismoと言えば大体わかってくれる。前にシカゴで「大人の趣味の模型屋」を説明したところ、「んなものはアメリカには無い」と言われたのとは大違いだ(笑。
今回はプラモデルに仕込むエンジンパーツとイタリア空軍機のデカールを中心に、あわよくば1/43キットも・・ってところが狙いのショップめぐりでした。

RC GIOCATTOLI MODELLISMO 
Via Bari 3
地下鉄Linea B の POLICLINICO駅から歩いて5分。プラモデルは空モノとバイクが中心で、その他に帆船のキットが豊富だった。店主はとっても紳士なオヂサマ。日本の模型屋には絶対いないぞ。こんな人(笑。
Baby's Shop
00161 Roma. Via G. Severano 35/37
Tel : 06-44238578   http://www.babystoremodellismo.com
地下鉄 Linea B Piazza Bologna駅前の郵便局の脇。ここは日本で言えばMr.Craftみたいな感じで、いろいろな模型、キット、パーツ、工作材料などのマニアックな充実度は高かった。自社製のデカールやパーツも作ってるらしい。
このオネェちゃんが威勢の良い人でいきなり「あんたイタリアに来たならイタリア語で話しなさいよ」とかまされ、おまけに「日本のPit Roadにも輸出してるのにわざわざイタリアまで来たのぉ?」と言われてしまった(笑。
とってもチャーミングな女性でした。
Al.Si.Giocattoli
00183 Roma. Via delle Terme di Diocleziano 31
Tel/Fax 06-4743537
Termini駅から歩いてすぐのところにあるお店。特にマニアックというわけではないが、ちょっと以外なモノの模型があったりして楽しい。おばちゃんがとってもいい感じ。
子供だけじゃなくて、オヤジまで店を覗いてるのが嬉しいねぇ。
Giorni Modellismo
Via del Gracchi 31
Tel 06-3217415
地下鉄Linea AのOttavianoから買物通りで有名なCola di Rienzo通りに行く途中にある。今回見た中で唯一1/43のキットを売っていた店。とは言っても在庫はそんなに豊富というわけじゃない。どうもこっちでは客が店に注文してから取り寄せをするみたいだ。GAMMA Modelの Ferrari 333SPがあったので買ってきたが値段はEuro.73。大体9000円弱。日本で買ったときは1万円以上したキットだから、気持ち安いくらいだ。いや、日本のお店って良心的な値段で商いしてるんですねぇ〜〜。
こことBaby's StoreがRomaでは一番「濃い」店でした。ここの姉妹店でGiorni Giocattoliが近所にあるが、そっちは玩具店。
この二人の店員を見て、イタリア版AngelとTackと言うのは誉めすぎ(笑)

大きなお世話

Roma市内の場合はTaxiの運ちゃんが全ての通りを把握してるので、住所を言えば連れて行ってくれる。

店に入ったらまず「Ciao!」と挨拶をして愛想をふりまく事。大体日本人なんか来るはずが無いような店なんで、黙って入って棚をかき回したりしたら、そーとー不審に思われる。基本的にイタリアでは一般の店でも店のモノに勝手に触るのはご法度だし、店に入った人間は「欲しいものがあって来た」と見なされるので「ちょっと見るだけ」は通用しない。

イタリア人は話好きなんで、こっちが何とか伝えようとすれば、なんとかわかろうとしてくれることが多い。それにタクな世界は万国共通だから、固有名詞を羅列するだけで、ある程度は通じる。下の言葉を組み合わせてあやつればなんとかなる。・・・・・・・・・・・・かも知れない。

Scusi (ちょっと、すいませんが)。Io voglio 〜 (〜が欲しい)。 Dove posso comprare〜?(〜はどこで買えますか?)。 Posso vendere 〜?(〜を見せてくれますか?) Quanto costa 〜?(〜はいくらですか?)
疑問文は英語同様、語尾を上げればOK.


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